LAKE TROLLERS MOTERCYCLE REPORT


2012年11月3日〜4日 八ヶ岳・赤岳 登山 

Reported by Shioya

 Lake Trollers+αメンバーによる「レイクトローラーズ登山部」が即席で結成され(笑)、晩秋〜初冬の八ヶ岳主峰「赤岳」を目指した。
 登山部各メンバーは、今夏から秋にかけ、尾瀬、燧ケ岳、至仏山、那須茶臼岳、高尾山、筑波山、薊ケ岳(山口)などでそれぞれ山岳トレーニングを重ねこの日を迎えたが、一部メンバーにおいては、神保町〜お茶の水の登山Shopでのイメージトレーニングにハマり、高価登山ギアを買い過ぎ金欠病に陥り、かろうじて予算を捻出しての登頂Tryとなった。

11月3日6時、美濃戸登山口、−3℃
 午前6時、標高1,760mの美濃戸登山口Pで、まずは出発前の元気な姿を写真に収め、南沢登山道から行者小屋を目指した。
9時、行者小屋 赤岳から御来光
 南沢沿いの道と九十九折れ登山道を抜けると突然広い河原に出て、眼前にはモルゲンロート(朝焼)に輝く雄大な横岳の断崖が姿を表した。ヘリポート脇を抜け9時過ぎ、健脚組(佐藤、横谷)とゆっくり組(ケンチ萩原、三井田、板山、塩谷)に差が出たものの、約2時間で中間地点の行者小屋・標高2,340mに到着した。
 行者小屋付近では、赤岳山頂からの御来光が神々しく差していたが、気温は−7℃前後と極寒で、ザックの外ポケットのペットボトル水がシャーベット状になる寒さだ。
 朝食&小休憩後、小屋アドバイスにより、一部登山道が氷っている地蔵尾根ルートからの登頂を断念し、比較的安全な文三郎登山道ルートで赤岳山頂を往復する予定にした。

文三郎登山道 同登山道、下方向
文三郎道の 通称  マムート階段
 雪に覆われた文三郎登山道を一歩一歩登り、マムート階段を越え、標高約2,600mの中岳との分岐に到着。健脚組がここで待っているハズだったが、稜線は風が強く寒いため先に行ってしまったようだ。
 ちなみに途中までゆっくり組だったケンチ萩原は、なぜか途中から健脚組に加わり、とっとと先に行っている。「ケンチー、付き合いわりーなー、冷てーなーーーっ」と叫んでも、稜線の風にかき消され届かない。

マムート階段にて Miida 文三郎尾根分岐にて Shioya
 中岳との文三郎分岐を過ぎしばらく進むと超ワイルドな岩と鎖場が始まり、赤岳山頂まで残り約150mの標高差となる。高度が上がるにつれ息切れが激しくなるが、ヘばった頃「頂上はあと少し、ガンバレ!」の励ましプレートが目に入り、気合がはいる。
鎖場が始まる ガンバレ!プレート
山頂への指導標 尾根分岐の先には清里が
 最後の尾根分岐を過ぎると、東側に紅葉に染まった清里の絶景が広がったが、絶景見物もそこそこに最後のハシゴ場を登り12時過ぎ、標高2,899mの「赤岳」登頂に成功!、日本百名山、八ヶ岳主峰「赤岳」の山頂に、6人の侍が立った(笑)。
 
山頂では、西高東低の気圧配置が強まり日本全国が冷え込んだ一方で、雲ひとつない文句なしの大眺望が広がっていた。
赤岳山頂、標高2899m
360度の大展望 一等三角点
雲海の向うには富士山 横岳〜硫黄岳
 富士山から南北アルプスまで広がるパノラマ景色を眺めながら山頂ランチをとった後、下山ルートの雪と氷によるOverTimeを考慮し、13時過ぎ、早めの下山を開始した。
下山ルート 鎖場を丁寧に下る
慎重に確実 に下っていく
 登山道の北斜面の所々が雪と氷に覆われていて滑る下山ルートは、最新の注意を払って慎重かつ丁寧にゆっくりゆっくり下って行った。
凍てつくマムート階段をさらに慎重に前進する
 雪と氷の階段で標準コースTimeを大幅にOverしたが、15時半、行者小屋に無事に帰還した。休憩もそこそこに、日没時間と今夜の宿泊地・赤岳鉱泉までの歩行距離を逆算し、16時に行者小屋を出発した。
 赤岳鉱泉までのファイナル歩行は、ルート沿いにある「中山峠展望台」が、ちょうど太陽が西に傾きアーペントロート(夕焼)Timeと重なるため、有志で寄り道し、夕焼に染まった感動的な大岩峰を拝むことができた。
中山峠展望台にて(赤岳) 
中山峠展望台にて(横岳)
中山峠展望台にて Yokoya  中山峠展望台にて Shioya
横岳・大同心岩峰 アーペントロート(夕焼)
日没10分前、気温はとっくに氷点下
 綺麗な夕焼け見物で再び時間Overしたため、念のためヘッドランプを装着したが、日没寸前の17時、宿泊地の「赤岳鉱泉」標高2,300mに到着した。
 
この山小屋は、八ヶ岳人気ナンバーワンの宿で、この日もほぼ満室の大盛況ぶりだ。遅い到着となった我々登山部は、夕食の第2部にまわされたが、この時間をフル利用し山小屋探索をエンジョイできた。 
赤岳鉱泉 鉱泉名物・アイスキャンディ
 今シーズン最終営業の鉱泉風呂に浸かった後、ウッディな談話室でストレッチし疲れを癒した。
 待望の夕食は、名物のステーキランチとMummut生ビール、電気も水道もガスも携帯も通じない山小屋とは思えない美味さ豪華さそしてモダンさである。

受付 Mummutギア・コーナー
食堂 Millet談話室
山Dinner マムート生Beer
 山dinnerの後は、ふかふかで精祖な布団で朝まで爆睡…の予定であったが、野獣ヒデキの雄叫び鼾と、むちゃくちゃ寒い廊下を経由して行く夜中のトイレは想定外であった。
赤岳鉱泉、午前7時 パーコレーターで山Coffee
 翌朝は5時半起床、6時朝食、7時には登山部アウトドアCoffeeタイムを堪能し、7時45分に北沢ルートで美濃戸に向った。
 快適な北沢を歩くこと2時間弱、美濃戸Parkingに到着し、即席レイクトローラーズ登山部の赤岳登山が無事終了した。

↑ 佐藤ランディングマスター小物釣師 ↑
今回4つ目の日本百名山挑戦!という訳で、「準備万端、体も好調、後は運次第」という気概で登りました。釣では小物師ですが、故郷の福島で鍛えた健脚を存分に発揮すべく、先頭を引っ張りながらも「運次第」が一番に功を奏し、雲ひとつない景色に「これだから山は止められない」ということを改めて実感しました。
6人全員が無事に登頂&下山することができ本当に良かったです。
↑ ケンチ ↑
皆さんお疲れさまでした!
天気に恵まれ最高の展望を堪能出来ました。
 気が早いですが、来年もどこかにアタックしたいと思います。
どこに行くかを考えるのも楽しみです。
みんなで行きましょう!
↑ 横谷 ↑
小生も次回までにはデジカメを買い、激写したいと思います。
今回は皆様のお導きにより、ほぼ初登山の小生でも2899mに無事登頂できたことを感謝いたします。
次回はさらなる難頂?を目指して、日々トレーニングに励みましょう!
↑ 板山 ↑
皆様お疲れさまでした。
 気温マイナスの世界は、九州育ちの私はほとんど経験が無かったので不安大でしたが、
バテバテになりながらも、何とか登頂でき嬉しく思っています。
↑ 三井田 ↑
皆のサポートのおかげで、無事登頂できました。
減量&筋力UPし、健康のためにも続けたいです。
景色も山小屋のメシもサイコーでした。
また是非お願いします。
↑ 塩谷 ↑
山頂の眺望は超サイコー!の赤岳登山となりました。
企画段階(9月末)は、晩秋の八ヶ岳登山を計画しましたが、10月下旬からの急激な冷込みと降雪で、「勇気ある撤退?!」も覚悟しての赤岳Tryでしたが、天候と仲間に恵まれ、無事登頂することができ天地一切に感謝!です。

沢のつらら 北沢の堰堤広場
北沢 林道 カラマツの紅葉

赤岳山頂・2,899m  Nov 3rd in 2012

以上