LAKE TROLLERS FISHING REPORT


2013年4月27日〜28日 丸沼 解禁釣行 

Reported  by  A.Shioya 

天候:大雪
気温:0℃〜3
釣果:18(うち虹鱒12尾(最大は約50p)、サクラマス6)

2013年度、丸沼の解禁は、事前の天気予報が大きく外れ、4月末としては歴史的・記録的な雪雪雪…の釣行となった。

丸沼は季節外れの大雪に…

東京の日中最高気温が23℃まで達した26日(金)夕、「GW前半の天気予報は晴れ、関東各地は絶好の行楽日和でしょう」との天気予報に気を良くして東京を出発!
 しかし丸沼15分手前の白根魚苑付近から小雪が舞い始め、湖畔亭Pに着いたpm1030頃には予想外の積雪=23pになっていた。
「そのうち止むだろう」と、エレキとバッテリーを船に積み、愛車で仮眠後の27日(土)am3:45、周囲はナント10pの雪に覆われていた。 
 湖畔亭で受付し丸沼スタッフの話を聞くと、「想定外の雪、でも釣りは可能」とのことだった。
 しんしんと降る雪のなか、4時半に出船しエレキトローリングを開始すると、早々から虹鱒がダブルヒットし、2匹をキャッチ&リリース!と幸先は良いが、風が強い。

エラ沢 6cm真木ミノーにヒットした虹鱒
雪の丸沼ルアー釣師
 沖に進むと横殴りの雪と風がさらに強くなり、横殴りの吹雪状態で、エレキのspeed45でもトローリングしながら直進するのが困難だ。
 一旦竿をあげ、風上の「トンビの淵」まで直行し、波風が比較的穏やかなワンドからトローリングを再開した。
am5時 船上に雪が積もる am6時 さらに雪が積もる
am7時 雪が……
 悪天候だが魚の活性は高く、「トンビ淵」〜発電所沖の「八丁」間の1.5色トローリングで、虹鱒、サクラマスが15分に1尾位のペースで釣れた。
 興味深ったのは、虹鱒がスプーンで釣れたのに対し、サクラマスは全てミノー(特に真木ZERO65FBLワカサギ夜光貝がGood)での釣果であることだ。
降り続く雪と寒さで 凍てつくトローリングロッド
夜光貝スプーンとサクラマス 銀ピカの魚体

8時まで順調に釣果を伸ばし、10尾釣りあげたが(全てリリース)、時間経過とともに強まる雪と風、そして手指の冷たさに耐えきれず、釣りを一旦中止し車で休憩をとった。
 昼近くになっても雪が一向に止まないため、環湖荘で情報収集すると、片品村は12時時点で「晴れ」とのYahoo予報だが、雨雲の動きは、みなかみから日光白根山(金精峠付近)にかけ雪雲が停滞しているため、関東北部の山間部では雪が降り続いている、ようだ。

10時 丸沼環湖荘Parking

環湖荘の玄関は、予想外の大雪で足止めをくらった人々で溢れ(4月の暖かさでスタッドレスタイヤを外し、スノーチェーンも非持参)、なかには仕事で東京に帰らなければならず、ふもとからレッカー車を呼んで(費用約2万円)、丸沼脱出を敢行する猛者もいた。
 丸沼スタッフが懸命に除雪作業を進めるが、除雪した端から雪が積もり、ノーマルタイヤの小生は、到底丸沼から出ることができない。
 しかたなく翌日予定していた中禅寺湖の船をキャンセルし、丸沼車中泊を決めこんだ。

12時 雪に埋もれる愛車ザ・ビートル

 28日(日)am4:00起床、一晩中雪が降り続き、積雪は約30cmに…。
ただし前日より多少マシな天気のため、小雪が降るなか気合を入れ、5:00に出船!
 空を見上げると、ダムサイト方面の西空が明るく、環湖荘方面の北空はどんよりした雪雲で覆われていて、晴天と雪天の攻防が続いていることが伺える。
 帰路の交通トラブルを考慮し9時までの釣りと決め、「八丁」から「毒蛇の岩」に向けエレキトローリングを開始した。
 「毒蛇の岩」の命名者である開高健が、30年ほど前に解禁直後の丸沼で粘った末に60cmの虹鱒を見事釣りあげ、その年のAbu賞を受賞したのもこんな雪天だった、と「釣魚大全」に書いてあったことが思い出された。

八丁(発電所沖) 毒蛇の岩

前日に続き活性は良好で、流し始めから虹鱒がポンポン釣れた。
貝系スプーンで虹鱒を5尾釣り、ミノー(67cm)でサクラマス3尾を釣った。

真木6cmミノーとサクラマス

 バラしてしまったが、LBN12p夜光貝スプーンにきた特大・重量級のヒットは、数秒のヤリトリ後、ラインを切られスプーンごとbreak…と実に残念だった。ひょっとしたら60p超級サクラマスだった…ということにしておこう。

マズメ通し タラワンド
牛舎下 流込み沖合
ホテル前

丸沼へアプローチする道と国道は、早朝から懸命な除雪作業と融雪剤散布が行われていることが、湖上から確認できる。
 予定の9:00になったため釣りを終え、積雪30pの船着場と駐車場を3往復しタックル一式を愛車に積込み、帰り支度を整えた。

雪の丸沼環湖荘

 愛車ビートルのタイヤ空気圧をベコベコに抜き、雪道でのタイヤ接地面積をあげ、道路状況と除雪情報を収集しながら、丸沼脱出の時を待った。
 太陽がうっすらと顔を出した11時、丸沼スタッフが先導する除雪ショベル車の後をソロソロと走り、国道までの登り道をなんとか走り抜けることができ脱出に成功した。
 その後、沼田方面に15分程度走ると「快晴で全く雪のない世界」が広がっていた。

ロータリー除雪車 除雪ショベル車
 除雪車の後を ゆっくり・ソロソロと進む国道までのアプローチ道
国道まであと少し わずか15分走ると雪のない別世界…

 異常気象の昨今、想定外の雪で思ったような釣りができず残念だったが、流れ込みのキャスティングでは60アップの虹鱒が釣れるなど、丸沼は魚影が濃い。

今回の教訓=スタッドレスタイヤやスノーチェーンは、GW終了まで必携!

以上